田ノ森 士葉

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2015 文化庁メディア芸術祭に行ってきました。

といっても、映像部門の映画を1本と、短編映画部門の上映会に行っただけで、まだ本会場に行ってないんですがね。明日本会場に行く予定なのですが、取り急ぎ映像作品の感想を。

「ジョバンニの島」
優秀賞の作品ということで・・・。いや〜、あとでパンフレット見たら1時間41分くらいの作品なんですね。なんというか長く感じました。

太平洋戦争から終戦直後の色丹島の、ソ連占領に伴い激変した島民の暮らしをとある家族の視点で描く。(wikiより)

こういう話は面白い、つまらないで語ってはいけないですよね。
悲しい話でした。人間ドラマが暖かいのですが、されるがままにしか進めない人生と、その中でのもがく様というか、もうなんかなんかなんだかなぁっていう感想です。

映像はガラスをこすったようなひっかき傷のある透明感のある世界観で淡くてきれいでした。
色々良いシーンはあったのですが、アニメではライトに描かれているシーンなどもあったけどこれ実際問題、外国人がいきなりやってきて自分の家占領されて・・・それでもその人たちと仲良くなれるもんか?というその時代を生きていない自分が思うのもなんですが、ちょっと疑問に思う部分も多かったです。

あと、おじさんがいいキャラだなぁというのとともに、色々死亡フラグっぽいシーンがあったのに「生きてるのかよ!!」とツッコミたくなるような生存率の高さ・・・・。
実話を元にしてるからそこまでドラマチックな展開はないにしろ、、、実話にするには疑問に思われるシーンが多かった。あれ結局ロシアまで連れて行かれて、結局どのくらいの時間がたって本島に戻れるようになったんだろう?労働力として連れて行かれたんじゃないのか?なんでそんな時間がたってないうちにまた帰れるんだろうというような疑問が残って・・・。

シーンシーンで泣ける部分はあるのですが、ストーリーの流れにイマイチ疑問が残る作品でした。Wikiによると

アニメ映画は純平の回想のみによって書かれる児童文学的作風だが、原作は戊辰戦争から始まる歴史ドキュメンタリー的な側面と、動乱の戦争の中で複数の登場人物の複雑な心理と物語が絡み合う大人向けの戦争文学である。

だって。なるほどね。


次短編プログラムA 5作品同時上映
正直去年見たのはどれも面白かったから期待してた・・・。けど今回は自分の心境的な問題かちょっとあんまり・・・っていうのが多かったかな・・・。
良かったな〜って作品だけ上げていくと
『Between Times』
『コップの中の子牛』
『The Wound』
だけかなぁ・・・。

一番のお気に入りは「Between Times」かな。パン屋さんの壁掛け時計とその周りの人たちの話だけど演出も作品性もストーリーもすごくキラキラしてておもしろかった。

「The Wound」は評価が高いのがとてもわかる作品だった。なんか昔こういうフラッシュ作品とか見たな〜とか思いながら。。。

現代アートって理屈っぽくなってしまうと楽しめないからね。難しいですよね。
まー明日また本展のほうに行ってきて、あとドラえもんのスタンドバイミーみてくるからその感想をまた書くと思います。

そんな感じでまたまた。

ほい。2/15追記です。
本会場のほうも行ってきました。
いや〜、久々のアート展だったんですが、やっぱりいいですね。会場入ってすぐ坂本龍一さんの作品「センシング・ストリームズ」がありました。人間が知覚できない電磁波を感知(センシング)し可視化・可聴化するインスタレーション作品。
まあ理屈はともかくかっこいい。それに限る。

他も平均的にやっぱりおもしろい作品多かったです、が個人的にやはり漫画の作品の生原稿に今回は改めて頭をぶんなぐられた気分になりました。特にルネッサンス吉田さんの「愛を喰らえ」の生原稿が・・・く、きれい・・・。もちろん他の作品もすげーすげーって思いながら見てきたんだが、この人の原稿はほんっとに絵がうまくて大胆な筆使いで個性があって、くっそぉって思いました。実は作品は読んでないんだが機会を見て読もうと思います。
やっぱプロの生原稿ってすごいな〜って正直へこみました。

そして夕方からドラえもんSTAND BY MEを見てきたんだが・・・なんというか久々にドラえもんの映画見るからすっごく楽しみにしてたんだけど、なんか期待はずれでした。
これは・・・子供向けなのだろうか・・・大人向けなのだろうか、どちらにしろ色々なものを取り込もうとしすぎてどこにも響かない作品になってしまっているように感じました。私はもう大人の感覚かもしれないけど、子供の頃に見てもなんとなく進んで印象に残る事がないんじゃないかな〜って思いました。
これ、本当に藤子不二雄が見て納得するの?っていうような。のびたが心の優しい人だからとかきれいにまとめてたけどそれを表現するにも伝えるにもエピソードが中途半端で伝わらない状態でストーリーが進んでいる感じでした。
なんかベイマックス見たあとにこれ見ちゃうとほんとガッカリって気分だった。日本を代表するアニメーションなんだからがんばれよ〜って。
ドラえもん知らない人にも向けた作りのドラえもん映画って感じだろうけど、失敗してる印象でした。

映画上映してたときも気になってたので今回観に行ったけど、わざわざ映画館行かないでよかったわ。

そんな感じかな〜。
今回は映像作品を主に見てきたけど、やはり本展が一番面白いかな。この展示会は。新しいとかはわからないけど、色々なものに注視して作られた作品とか情熱とか、こだわりとか色々感じられる作品展です。
来年も楽しみです。

では〜

2015年2月12日 19:48

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